マンツーマン英会話の一つであるワンナップ英会話(One Up)に通った結果、オンライン英会話などと比べて実際にどうだったのか、英語が喋れるようになったのか、などをまとめていきたいと思います。
もくじ
ワンナップ英会話とは
ワンナップ英会話( https://www.oneup.jp/ )は都内に5校、横浜に1校スクールを構える、マンツーマン型の英会話スクールです。
公式HPにもある通り、最大の特徴は下記3点があげられます。
他社より10分長い50分のマンツーマンレッスン
採用率2%!質の高いネイティブ講師
TOEIC900点以上のアドバイザーの徹底サポート
ワンナップ英会話の優れている点
実際に私がスクールに通ってみて感じた良い点をひとつづつ説明していきます。
- 値段 マンツーマン英会話スクールの中では最高峰のコスパ!
まず値段についてですが、大手マンツーマンスクールと比べると非常に安いです。詳細な値段比較はコース等によっても変わるためここでは言及しませんが、私が通っている12か月70回コースですと、 335,664円(税抜) となり、他のスクールと比較しても最もコスパの高い分類に入ります。
注意点としては、上記費用は教育訓練給付金で20%が返ってきた場合の費用となります。ただ、一般的なサラリーマンの方であれば問題なく給付金は支給されますので、指定された回数スクールに通うことさえできれば特に問題はないです。
合わせてどこのスクールもやっている、期間限定の割引・特典についてですが、ワンナップ英会話も例に漏れず存在しております。
入会金無料や、友人と同時に申し込むことでのレッスン回数増加などがあるため一度HPを調べたうえで現在実施中のキャンペーンを確認し申し込むことをオススメします。
- アドバイザーの質 アドバイザーのみなさん英会話を勉強した経歴アリ
次にアドバイザーの質です。実際に英語を教わるのは英会話教師であり、アドバイザーの質はコーチング系の英会話スクールでなければそこまで重要じゃないのでは?と思う方もいるかもしれません。
私自身も当初は同じように考えていましたが、ワンナップ英会話ではアドバイザーの方と話す機会が他のスクールに比べて格段に多いです。 というのもその理由としては、後ほど改善点でも挙げる予約の取り方に起因します。
ワンナップ英会話は多くの場合、授業後にアドバイザーの方に口頭で次の予約を確認します。アプリやWEB経由ではなくあえて口頭にしているところには、アドバイザーと生徒とのコミュニケーションを増やしたい、という狙いがあるようで、アドバイザーの方から毎授業ごとに英会話に関する悩みや勉強方法などをヒアリングされます(世間話も多いです)。
マンツーマン英会話ではあくまで英語学習の習慣化を作ることが一番の目的であり、70回英会話に通ったから英語が話せるようになる、のではなく、12か月英会話の勉強を継続する中で、個人でも勉強をして英会話を身に着けていくものだ、と私は考えています。
となると英会話の勉強を始めるた時に、「どうやって勉強すればよいのか」「この勉強方法はあっているのか」など非常に多くの悩みが発生します。
その際、ワンナップ英会話のアドバイザーの方たちは基本的に英語を学習して身に着けた方が多くいますので、非常に参考になるアドバイスを頂けます。
「この参考書がオススメ」などから「もっと文法を勉強した方がよい」など、非常に多岐に渡りますが、個人的にはそれが的確か、というよりは一生徒に寄り添ってアドバイスが頂ける、という点に非常に魅力を感じております。
普段の授業後に雑談をして、後述するスキルチェックでレベルが上がると一緒に喜んでいただけたりしますので、単純に自分が頑張っていることを見せる・評価してくれる相手がいるというのは非常に勉強の励み・モチベーションの向上に繋がります。
- 講師の質 ネイティブの教師からワンランク上の授業を
オンライン英会話などと比較すると、そもそも教えることを本業にしている、かつネイティブの教師になりますので 講師の質は言わずもがな、高いです。
もちろんオンライン英会話はコストや利便性の観点で非常に優れていますが、 私が最初にマンツーマンの授業を受けた時に思った感想としては「今までのオンライン英会話での勉強はなんだったんだ。もっと早く通っておけばよかった」です。
オンラインという性質上、ラグがあって話のタイミングがかみ合わなかったり、ラグがなくても細かい英文の指導・修正までオンラインの音声会話では不可能だということは皆さんわかるかと思います。
マンツーマンの英会話では「a、theがついている/いない」から始まり、「その表現より的確な表現は~」など、私がオンライン英会話を1年間やって直されたことのない指摘が非常に多くありました。
ただ、ワンナップ英会話の講師にはずれがないのか、というと、そんなことはなく、結構バラつきもあるのでは、と感じています。(純粋な人と人との相性によるものもあると思います。)
- その他
その他としては、テキストや教材が進捗具合に合わせて変わる場合に、他スクールでは教材代として追加費用がかかることがあるかと思いますが、ワンナップでは追加の教材費が発生することなく、教材を変更することが可能です。
ワンナップ英会話のイマイチな点
- アプリなどでの予約方法がない
前述したとおり、基本的には授業後にワンナップの受付にてスケジュールを確認しながら予約をします。(電話でも対応可。WEBフォームも一応あるようですが、あまり使われていない?とのこと)
多くの生徒さんはひとまず予約を入れて、前日までにキャンセルするケースが多いようで、直近1週間の混む時間帯はたいてい空いていません。
- 教室が個室ではない
教室は完全な個室ではなく、漫画喫茶のような上部分が吹き抜けている半個室になります。(ドアはないのでそもそも個室ではなく、分けられているスペースという言葉が近いかも)
そのため、生徒が多い時間帯ですと、他のスペースの声が聞こえ、これが結構な音量になります。
3回目くらいまではそもそもマンツーマンの英会話にも慣れていなかったため、周りの音が非常に気になる&先生の声が小さいとよく聞こえず、慣れるまで苦労しました。ただ、昨今の空気循環をするための換気、という面では優れているのかもしれません。
- 校舎が少ない(大手に比べて)
新宿、銀座、恵比寿、品川、日本橋、横浜に校舎があるため、都内の主要な駅は抑えていますが、やはり大手の校舎数に比べると少ないです。
私の最寄り駅近くにも校舎はなかったのですが、発生する移動時間を英語の勉強時間に充てようと思い(実際にそうしたことで勉強時間を多く確保できました)校舎については妥協しました。
実際に通ってみての成果
現在半年ほどワンナップ英会話に通いましたが、現時点で英語がペラペラになった、という感覚はまったくありません。
ただし、 「高いお金を払っているのだから英語が喋れるようにならなければ!」という考えが働いており、英会話教室に通うことによる英語学習の習慣化には成功しています。
ペラペラではないものの、通う前と比べては大きく喋れるようになっているとは思っており、現時点では料金に対するリターンとしては満足しております。
ワンナップが規定している英会話レベルの変化やTOEIC点数との比較は別記事にてまとめようと思います。
2020年4月25日追記
昨今のコロナの影響を受けて、緊急事態宣言中はワンナップ英会話としてもスクールを閉じています。
ただし、その期間は受講生の受講期間も延長されるため安心して休むことができています。
加えて、休校期間中にも英会話を継続したい方向けにZOOMを利用したオンライン英会話も実施しているとのことです。受講にはレッスン回数を1回使用するので、オフラインでのマンツーマンを期待している方には向かないですが、救済措置としては素晴らしい対応だと思います。
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